二十日過ぎには梅雨は明けるだろうと見込んで
予約しておいた長野は白馬の山荘であったが
梅雨は明けるどころか益々激しさを増し、
諏訪湖付近や天竜川沿いはとんでもない事になっていた。
それでも、年に一度の夏休み。
雨をついて高速を走り、なんとか白馬に着いたものの
さらに夜になって雨はどしゃぶりに。
観光はともかくとして、無事帰れるのだろうかと
着いたばかりの夜に心配になってくる程でした。

それでも明けてみると何時の間にか雨はあがり
薄日が差しこみ蜩が突然遠く近く鳴いたりするのでした。
朝食を仕度し、大きな木のテーブルで食事をし
後はのんびりと洗い清められた森を散策出来たのでした。