白馬の森と青木湖
森の中のホテル
山と渓谷社版 日本の野草を
調べても???の花
フジバカマによく似ているが
時期的にたぶんヒヨドリ草と逆八蝶
雨が上がり一日で青く鎮まりかえった青木湖
朝の散策
私の背を越えていたので多分
170cmはあったと思うおおうばゆり
鎮まりかえった湖の湖面に二艘のボートが現われた。
二組の外国人の夫婦の漕ぐボート。
真ん中には小さな子どもがそれぞれひとりずつ。
少し離れて彼らの友達と思しき日本人。
その後に日本人の子どもらしい一人乗りのカヌーが
時々方向を失いつつヨレヨレと続く。
二組の外国人は異国の言葉で何やら語り合い、
突然日本語で後ろのボートに声をかける。
問題はくるくる回って一向に前に進まないカヌーの少年らしい。
それでも軌道修正しつつ少年も目の前を通り過ぎて行った。
湖面を渡って吹き寄せる風は涼しい。
長雨で飢えていたのかやたらと花に蝶の姿をみかける。
蝶小僧のJ氏の伝授によって私も幾分蝶の名に詳しいのだ??
おそらく、アサギマダラとクジャクチョウと思われる蝶をみかけた。
ミヤマカラスアゲハやヒョウモンチョウは
やたらと私たちの側を飛び交う。
しかし、カメラは嫌いらしくなかなか被写体にはなってくれない。
ギフチョウも居るらしいのだが残念な事に今回彼らには出会えないで
しまった。
蝶は常にひらひらとして止まない。
やっと花に羽を休めたにしてもすぐその羽を閉じるので
なかなか表の美しい模様を見る事が出来ないのだ。
だから蝶小僧はつい捕獲編みを持って蝶の後を追いかけたくなるのだろう。
かって紋黄アゲハを追って山中に消えたJ氏に
一人山に取り残された事もあった。
蝶はすぐ舞い戻って私のかたわらで憩っていたのだが。