秩父路の春

子守唄は最年少の労働歌だという。
道端の古い墓の上に、ホトホトと赤い椿が
散り敷いているのを見てJ氏と私は五木の子守唄
などを歌ってみたりする。
年季奉公があけたら、帰りを待っている花の里とは
こんなであったろうか?