八達嶺は北京市北部約70kの延慶県に
6世紀に創建されたといいます。
延々と見はるかす長城の先の先まで、人で埋まっている様子に
今、長年夢にまで見た場所に立っているのだという感慨が薄れ、
この人の多さに驚き呆れている始末。
あれ、まるでありんこの行列の様〜とか、
こりゃあ確かに中国人が全部海に飛び込んだら、大きな地震と津波が
起きるわな〜などなど、泡沫(うたかた)のような思いがポツポツと脳裏を
浮き沈みするばかりなのです。
朝からの強行に少し、疲れてきた様子です。
八達嶺
中国旅の記ー2
中国は今、マンションの建設ラッシュなのだそうです。
マンションを持ち、車を持たないと
お嫁さんが来てくれないのだとか。
中国人は恐妻家が多いようです。
何か言っていましたよ。
日本人の妻と、アメリカ人の給料と、どこかの国
(忘れた)の家に住むのが理想なのだとか。
現地ガイドの高さん、
昨夜の帰宅があまりに遅く
家に入れてもらえず、自分の家に
窓から侵入したと、ぼやいてました。(本当かいな)
夕食後、オプションの京劇観賞
出し物は項羽と虞美人の別れの場と
白蛇伝からその妹の青蛇の話とか、、。
七宝店
舞台の両袖に備え付けられた電光掲示板が、英語で芝居の内容を
説明しています。おたおたと英語を拾い読みしていると舞台が見れず
舞台だけ見ていても、内容がさっぱり解らずでした。
二つ掲示板があるのですから、一つは日本語にしたどうでしょう。
万里の長城は北方民族の侵入を防ぐため
2500年前から建設が始まったとの事。
周代に起源を発し、以来、歴代の王朝が
心血を注いで築き上げてきたもののようです。
車窓より北京オリンピック会場の「鳥の巣」を望む。