夏季シーズンに限って、早朝か夕方、気球に乗って
空からカッパドキアを見下ろす観光の仕方もあるらしい。

ギョレメ谷には３０以上の巌窟教会があり、内部は美しい
フレスコ画の壁画で飾られています。

この日の空はトルコブルーを超えて
コバルトブルーに近いと言って良いような色でした。
ゼルベ屋外公園はカッパドキアを代表する
奇岩のキノコ岩が連なる地域です。

谷の真ん中を昔は川が流れていた形跡があります。
確かに、生活用水を川から容易に得る事が
出来たとしたら、夏の洞窟生活は涼しく、
現在の我々が思うよりはずっと住みやすい
場所だったのではないかと思われます。

３０年ぐらい前までは、この地方の村人が
実際にこの洞窟で生活をしていたといわれます。

雪に覆われた、カッパドキアの冬の風景は
また、一段と幻想的なものだという事です。

アンカラからイスタンブールへの寝台急行の旅、
イスタンブールからカイロへ。エジプトの最後の旅は後日に。