寝台特急にてイスタンブールへ6月3日〜4日

寝台車の個室の中には2段ベットと洗面台
足もとの小さな冷蔵庫にはジュースと紙パックの水が
用意されておりました。

食堂車の朝食

イスタンブール着 8時

イスタンブール・旧市街と新市街を結ぶ新ガラタ橋より金角湾を見下ろす

トプカプ宮殿の門

5月29日に初めてイスタンブールに
降り立つた時、まずブルーモスクとトプカプ宮殿の双方を
見学する予定でした。
しかし、多少の遅れなどが生じ
再びブルーモスク・アヤソフィアに
隣接するトプカプ宮殿に舞い戻ったのは
トロイに向けてダーダネル海峡を渡ってから
ちょうど、1週間後の事でした。

イスタンブールは,
この日も又、とても良い天候に恵まれました。
海峡の波は、どこまでも青く美しく煌めいて
今は遥かに遠い過去の物語を、静かに我々に
語り掛けてくれている様でした。

折しもこの日は6月4日、水曜日。
6〜9月の水曜日、13時半から14時の間に
行われるという軍楽隊の演奏パレードを奇しくも
見学するという、僥倖を得ました。

トプカプ宮殿はオスマントルコ朝の支配者の住居として
400年もの間、政治と文化の中心であったとの事です。
確かに三方を海に囲まれたこの地はたいそう美しく、時の権力者が何としてもこの地を
手に入れたいと願った事は想像に難くない事です。
宝物館には世界最大のエメラルドとか、86カラットのダイヤモモンドとか、
様々の宝物が展示されております。
尚、当時1200人余り働いていたというスルタンの厨房には、現在日本や中国からの陶磁器が
展示されておりました。(1万点以上のコレクションと言われております) 撮影は禁止です