何十回も「コンニチワ」を言うのがちょっと大義だったので、
道を違えて遠くから青帽子の行列をやり過ごすことにしました。
ほとんと身長が埋まるような蓮の中を、歩いて行く
園児たちの眼に蓮園はどのように映っているのでしょう。
大きな葉っぱと大きな花、行き交う大人たちの足、「コンチワ」の大合唱。
遠望がきかないので、どうしても近視眼的にはなるのでしょうが、逆に
大人が見落としがちな所をみつける事は出来るでしょうね。
あれは、幻とも現ともつかず、
ねえ、くり返しくり返し夢を見るの
青い青い森の中、陽は葉裏を通して硝子のようで
蜻蛉がしんねり眼をつむる。
あれはいつ、、どこの風景?
私は誰?蜻蛉が笑う
風が森を流れて
背中に荷物、麦藁帽子。。
淡いピンクの薄絹の
遠い眼をしたおばあさん
彼女は誰?どこにいるの?、
それとももう何処にも居ないの?
幻とも現ともつかず、
くり返しくり返し夢を見る。
風うさぎ
行田の古代蓮ー3
サムネイルしてあります
園児の遠足