小川カタクリのおか

丘はカタクリの紫に染まり
春は梅の季節から枝垂桜へと変わりつつありました。
「古事記」に登場する「このはなさくやひめ」の事など
思いながらめくるめく春に思いを寄せていたのですが
どうやら、今年の春は此処まで、、、、となってしまいました。

冷たい風がようやく和らぎ

風うさぎも穴から顔を覗かせ

やれやれやっと

野を駈けずり

空さえ飛べると

思っていたのです。