中華街

時は流れて、私の頭には白いものが目立ちはじめた。
あの時、別れたままの仲間達。
この空の下、何処かで頑張って生きているだろうか。
仲間達の姿を人ごみの中に探している私の視線の先には
いつも何故か若者たちがいる。
今日、私とJ氏は姪の結婚式に参列するためにこの街を訪れた。
奇しくも同じ大学を卒業した姪のために、
大学の校歌を熱唱した。
人生の応援歌に。
これからも、きっと色々あるよ。